大谷翔平の自己最多タイ46号はポール上空越え右翼5階席ボード直撃 212勝左腕カーショー「見たことない」スポーツ報知 ◆米大リーグ ドジャース4―0ガーディアンズ(8日 、翔平席ボ米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(30)が8日(日本時間9日)、の自直撃左腕本拠地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場。己最5階ー見5回に自己最多に並ぶ2試合ぶりの46号ソロを放ち 、イ4はポールード21カーショたことないまたしても史上初の「46―46」(46本塁打&46盗塁)に到達した。6号minji110101打点 、上空2勝162安打は自己最多を更新 。越え右翼ド軍が地区優勝マジック「13」に減らす中、大谷多タ大谷は渡米後初のプレーオフ 、翔平席ボ前人未到の「50―50」が近づいてきた 。の自直撃左腕 容赦ない日差しが降りそそぐLAの青空に向かって打球が伸びる 。己最5階ー見切れるか、イ4はポールード21カーショたことない切れないか― 。6号大谷は祈るように見つめた 。上空2勝「昨日もフェアになると思って切れたので…」。5回1死から放った前日の初回と同じ右翼ポール際への大飛球 。地雷 チェック“未遂弾”から一夜明け 、この日はポールの上空を通過し、右翼5階席にある1955年(ブルックリン・ドジャース時代)のワールドシリーズ初制覇を記念するボードに直撃。“世界一吉兆弾”となった。 「フェアゾーンに入れることができたので 、いい打撃だったと思います」 21年の自己最多に並ぶ2試合ぶりの46号ソロは打球速度116・7マイル(約187・8キロ)、角度34度、飛距離450フィート(約137・2メートル)。MLBデータ解析システム「スタットキャスト」によると 、最高到達点119フィート(約36・3メートル)を記録した 。特大すぎるが故に行われたリプレー検証でも判定は変わらず、大谷はベンチでガッツポーズ 。史上初の「46―46」をド派手に達成した。 101打点は21年を超える自己新記録。トップのアダメズ(ブルワーズ)を捉え、本塁打と打点のリーグ2冠に再浮上した。安打数でも3回の中前打で22年を上回り 、キャリアハイを更新。5回の一発で162安打まで伸ばした 。 衝撃の一発に同僚も驚きを隠せなかった。8回に12号ソロを放ったマンシーは「(通算212勝の)カーショーが『これまであの場所に打った人を見たことがない』と言っていた」と証言。「ベンチからは素晴らしい眺めだった」と振り返り「何でリプレーでの確認にあれほど時間がかかったのか分からないけど 、(検証施設のある)ニューヨークの人たちも憧れを抱いて見ていたのかもね」と笑うしかなかった。 シーズン52本塁打、52盗塁ペースとし、残りは19試合。9日(日本時間10日)からはカブスを迎え 、10日(同11日)には今永との対戦も控える 。数々の偉業と前人未到の「50―50」が射程圏だが「(記録を)あまり意識しないようにはしているので。それより自分のいい感覚の打席を増やしていきたい」と大谷 。メジャーでは初の優勝争いも佳境。無我夢中で駆け抜けた先に、誰もいないゴールが待っている 。(中村 晃大) ◆大谷の今後の本塁打にかかる記録 ▽47号 キャリアハイ更新で 、韓国出身の秋信守(レンジャーズなど)のアジア記録に並ぶ通算218本塁打 。06年のオルティス(Rソックス)のDH最多記録(同年のオルティスは一塁で7本 、計54本塁打)にも並ぶ ▽48号 アジア出身選手で最多記録となる通算219本塁打。DH選手のシーズン最多記録も更新 ▽49号 01年のグリーンに並ぶドジャース最多記録 ▽50号 日本人選手初の快挙 。球団新記録 。盗塁次第で前人未到の「50―50」達成も 〇…大谷が46号を放つと、MLB公式サイトのS・ラングス記者は自身のXで次々に記録を投稿した 。打球速度116・7マイル(約187・8キロ)は今季6位タイの速さ 。スタットキャストが導入された15年以降のドジャース選手の打球速度ランキングでは今季加入したばかりの大谷が上位8本を独占している。さらに飛距離450フィート(約137・2メートル)以上の本塁打はドジャースタジアムでは15年以降16本目だが 、シーズンで複数放ったのは大谷だけで、すでに6本であることも紹介した。 〇…ロバーツ監督も大谷の特大弾に脱帽した。「あんなに遠くまで飛ばした人を見たことがない」と口を大きく開け「球場の50~75%のファンが彼のプレーを見に来ていることも知っていると思うが、翔平は特別な人、特別な脳なので、期待を受けても応えることができる」と絶賛した。「翔平ファンの一人として 、今まで誰もやっていないことを見るのが楽しみ。(50―50は)本拠地で決めてほしい」と願った 。 続きを読む |
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